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Q2-9:分割工法の主桁連結部付近の下フランジコンクリート端部のひずみ差対策は?

分割工法の下フランジブロック端部には、リリース時に鋼桁とコンクリートのポアソン比膨張によるひずみ差が発生します。鋼桁のフランジ幅が広いため、下フランジコンクリートは幅方向に押されコンクリートに引張力が作用します。その対策として、以下の対策を標準としています。
2-9

引張応力への対策

<方法1> 横締めプレストレスの導入
リリース時に横方向のプレストレスを載荷フレームにより与える。
鋼桁ウェブにゲビン貫通孔が必要となる。
Q2-9-1

<方法2> 以下のⅰ~ⅲを組み合わせる。
ⅰ)下面補強鉄筋の追加
ⅱ)端部の下フランジジベルを分割
ⅲ)鋼桁下フランジ側面へのひずみ差吸収材の貼付
Q2-9-3
Q2-9-4

※以下のいずれかに該当する場合、上面補強鉄筋を追加すること。
・連結部のプレビーム桁高が1.2m以上
・連結部のリリース時におけるコンクリート上面圧縮応力度10N/mm2 以上
・下フランジコンクリート幅1000mm以上

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